「経営計画」とは会社が目指すべき方向へ向かうため、すなわち夢を実現するための指針となるものです。
行動計画書と数値計画書を通して、社長の熱き思いを全社員に伝えてください。
1.会社の方向性が明確になります
船が航海をするのに航路がわからなかったらどうなるでしょうか。目的地に到着することができなくなります。経営計画は海図に描かれた予定航路です。経営計画を作って、5年後の会社の目指す方向を作ってください。
2.前向きの数値を持って経営できます
会社の展望(ビジョン)により人は集まり、行動を起こします。それは単なる願いではなく、必ず必ずこうするのだという自分と仲間との約束です。未来の明るい展望を示し、全員が共有することが重要です。
3.経営環境変化の対応ができます
自社の経営計画を作成し、経営環境(内部、外部)を洞察することにより、今後の戦略構築にあたっての課題(テーマ)を抽出することができます。時代の変化に対応する強い経営体質を作り、夢への進路を見定めてください。
STEP1 経営計画策定
経営理念(ミッション、ビジョン、バリュー)の策定から、中期、単年度の経営計画さらには月次計画まで展開した計画を立てていきます
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STEP2 経営計画発表会
当期の会社として、経営方針、数値計画を明確にし、社員全員が行動計画を発表します。
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STEP3 月次経営計画に基づく予算・実績管理
1.実績値と計画値との差異を把握する
いかに早く実績値を把握出来るか。
差異が明確になる会計資料の存在とその分析。
差異の程度と意味の検証。
2.差異の原因から課題を発掘し対策を立てる
差異から顕在的・潜在的課題の把握。
行動計画につき実施しての結果か実施しなかった結果かの見極め。個々の行動計画の評価と修正。
対策ターゲットはピンポイントまで絞り込む。
迅速な決断
3.目標達成の仕組みを作る。
対策の迅速かつ正確な伝達と共有。
月次経営会議の有効な運営。
対策は常に経営理念の照覧。
経営者と現場の意思の疎通。
計画実施過程は「共に繰り返す」。